カリエールという装置の紹介②
こんにちは。歯科医師の木原です。
前回はカリエールという装置を紹介させていただきました。
今回は、そのカリエールの効果について解説します。
それではどのように動いていくのか私の歯の写真で見てみましょう(新人衛生士が撮ってくれました!とっても上手です)。
カリエール装着直後と装着後3ヶ月の写真です。
前歯と犬歯の間に隙間があいているのがわかります。
犬歯が後ろに動いてきたということですね。
犬歯が後ろに動いたということは、カリエールによってつながっている奥歯も動いたということです。写真で見てみると確かに奥歯も動いていますね!
カリエールはゴムを使用しなければまったく意味のない装置なので、装着してから3ヶ月間、毎日毎日ゴムかけを頑張りました!
一日最低20時間は使用しました
一日の変化は微々たるものですが、ゴムを毎日使うことで確実に効果は出るのだなと実感しています。
カリエールから次の治療の段階に進むために、もうしばらくゴムかけを頑張っていこうと思います。
カリエールで治療されている方も、ゴムかけをお願いしている方も、ゴムかけ一緒に頑張りましょうね!!
このカリエールを使用することにより、上下の歯列の前後関係を合わせることが出来るだけでなく、上の奥歯を後方に移動することができるので、歯を並べる隙間を確保することが出来るのです。