横須賀市の矯正歯科医・麻由香の虫歯講座予防①
虫歯ってどうやって、どの様になるんでしょうか?甘いものが好きだから?歯磨きをしないから?でも、歯磨きを頑張っているのに虫歯になってしまったり、歯磨きをサボっている人でも、虫歯になりにくい人がいるって聞いた事ありますよね・・・。実はそうなんです!虫歯は生活習慣病で、原因は一つではありません。
虫歯の原因は、大きく分けて5つあります。
①唾液
②虫歯菌
③飲食回数
④磨き残しの量
⑤歯の質
その5つについて、詳しくご説明したいと思います。
①唾液について
唾液は実は人によって性質や量が違います。唾液が多いと汚れを流してくれ、虫歯になりにくく、量が少ないとなりやすくなります。また、汚れを流すだけでなく虫歯菌に壊されそうになった歯の質を補填してくれる作用もあります。
これを唾液の緩衝能と言います。その能力が強い唾液の人と弱い唾液の人がいます。
それでは、緩衝能の強い唾液が沢山出るように、変化させていきたいですね・・・。でも、悲しいお知らせが。実が唾液の質は変える事ができません。なので、虫歯予防の為には唾液量を増やす取り組みをしていきます。食事をゆっくり沢山噛んで食べること、ミントのキシリトールタブレットや音波歯ブラシなどの刺激で唾液の分泌を促すなどの方法があります。医学的根拠はないですが、当院のスタッフも唾液の増加を実感している方法ですので、お勧めです。